
野外用のポータブルスピーカーで有名なブランドEcoxgearから新しく発売されたのがランタンも兼ね備えるポータブルスピーカーEcoLanternです。
EcoLanternはランタンとスピーカー、バッテリー機能を兼ね備えていて、防水性能もあるので水洗いできる360°全方位型のスピーカーです。
この記事では実際にEcoLanternを使ってみてレビューしていきます。
EcoxgearEcoLanternの特徴

まずはEcoLanternの特徴から見ていきたいと思います。
EcoLanternは最大の明るさ400ルーメンで色が変わるパーティーモードがついています。最近発売されているランタンは、明るいものは1000ルーメンを超えるものが多いです。400ルーメンというと暗くはないですが、明るさは少し物足りないかもしれません。
しかしそれを補うくらいいろんな機能があります。
まずはモバイルバッテリーとして使うことができます。急な災害時でもEcoLanternを持っていればスマホを充電することができるので便利です。
EcoLanternはIP67の防水・防塵設計がされていて水洗いすることができるので、アウトドアで砂やほこりがついてしまっても水洗いすることができます。IP67はiPhone7でも採用されている防水規格です。
また音声アシスト付きでアンドロイドのスマホを使っている方はスマホ経由でgoogleの音声アシストを使うことができます。
EcoxgearのEcoLanternを開封

EcoLanternを購入すると28×13.5cmの箱に入って自宅に届きます。箱のデザインがとてもおしゃれです。

EcoLanternにはEcoConnectと言われる二台のEcoLanternを接続する機能がついています。アウトドアでパーティーをするときには広い範囲にスピーカーを設置できるので盛り上がること間違いなしです。

EcoLanternは360°全方位のスピーカーで最大の出力は5Wまであります。どの方向から聞いても同じような音を聞くことができるように設計されているのがEcoLanternの特徴です。

操作パネルはランタン操作とスピーカーの操作が色で分かれているので分かりやすいデザインです。

パーティーに最適なライトモードが用意されていて音楽に合わせてカラフルに変化するライトがムードを高めてくれます。

ではEcoLanternを開封していきたいと思います。

開封するとEcoLantern本体、USBケーブル、ACアダプター、説明書が入っています。

説明書はイラスト付きで日本語で詳しく書いているので見やすいです。

EcoLantern本体は片手で持てるほどの大きさで持ち運びしやすい設計になっています。白、黒、橙の3色のデザインで暗い場所でも見やすいデザインになっています。

トップパネルは円形になっていてボタンが指の大きさより若干大きくて押しやすいのが特徴です。

黄色の部分は布地でできており、滑りにくくて持ちやすい生地でできています。肌さわりもよく、熱伝導率も低いのでランタンを点灯させても熱くならず安心して持つことができそうです。

操作パネルのちょうど裏側には水が入らないように厳重にロックされたコネクタがついています。

中には電源のスイッチ、アウトプットのUSB口、充電用のMicroUSB、AUX INのプラグ差し込み口がついています。水洗いするときは水が入らないようにしっかりと固定しましょう。

EcoLanternの上部にはテントなどに引っ掛けるためのフックがついています。

地面に接する裏側はこのような形になっていて、栓抜きとして使えるそうです。栓抜きを忘れてしまう方にはうれしい機能の一つです。
EcoxgearのEcoLanternは重さ751g

EcoxgearのEcoLanternの重さを計ってみると751gでした。片手で持つには若干どっしり感がありますが、頑丈にできていてアウトドアや災害時でも簡単に壊れにくそうにできています。
EcoxgearのEcoLanternを点灯してみる

では実際にEcoLanternのランタンを点灯させてみたいと思います。EcoLanternを使うためには、裏側にある電源のスライドスイッチをONにします。

トップパネルを見ると青色LEDが3つ点灯しています。この青色LEDは電池の残量を示していて、3/4電池があることが分かります。

操作パネルの中心にあるランプのボタンを押すとランプが点灯します。

明るさは400lmで周囲を明るく照らしてくれます。

さらにランプのスイッチを押すと反面だけ光るモードに切り替わります。全周囲360°を照らす必要がないのであればこちらのモードでも十分です。

さらにランプボタンを押すとパーティーモードに切り替わります。


カラフルにいろんな色に変わってくれるのでパーティーが盛り上がること間違いなしです。
EcoxgearのEcoLanternのスピーカー性能

次にEcoLanternのスピーカーの性能を確認していきます。まずはスマホを使ってBluetoothで接続します。ペアリングがあるので設定はとても楽です。

Bluetoothに「Ecoxgear」が表示されますのでクリックします。

ペアリングの設定中です。

ペアリングの設定が完了しました。特別必要な動作はありませんのでスムーズに設定完了できます。

音楽は思ったよりもきれいな音質です。スピーカーの出力は5Wなので音声も意外と大きくなっています。一般的に10Wを超えると家の中では揺らぐほどの大音声と言われているので、アウトドアで使うには十分のスピーカー性能です。

音量ボタンを押すとペアリングされたスマホの音量が変化します。

早送り、巻き戻しを押すと、youtubeのBGMが次のBGMに切り替わったりします。

マイクボタンを押すとスマホに音声を伝えることができます。例えば「OK Google!***の音楽をならして」と言えばgoogleアシスタントが対応してくれるので便利です。
他にもスマホにかかってきた電話を取ることもできるので安心してください。

EcoxgearのEcoLanternはモバイルバッテリーとしても使うことができます。4400mAhのリチウムバッテリーが搭載されていてiPhoneであれば1~1.5回は充電することができます。
また音量を75%で動作させたときには最大20時間連続して音楽再生ができます。

EcoLanternはMicroUSBを使って充電することができます。

充電中は青色LEDランプが点灯しますので分かりやすいです。
EcoLanternと他社製品との比較
EcoLanternと他社のランタン付きスピーカーをそれぞれ比較してみましょう。
写真 | ブランド | 参考価格 | 明るさ | スピーカー出力 | バッテリー | Bluetooth | 通話・googleアシスト | 防水 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | EcoLantern | ¥14800 | 400ルーメン | 5W | 4400mAh | Bluetooth4.2 | 〇 | IP67 |
![]() | コールマン | \5700 | 400ルーメン | – | – | あり | なし | IPX4 |
![]() | MoriMori | ¥12800 | 30ルーメン | 5W | 1800mAh | Bluetooth 4.1 | なし | なし |
他社のスピーカー付きランタンと比較してみると、充電できて明るくて防水もついているのはEcoLanternだけであることが分かります。値段はそこそこしますが、アウトドアはもちろん、災害時にも活用できることを考えると高くない買い物ですね。
まとめ
この記事では実際にEcoxgearのEcoLanternを使ってみて特徴などをレビューしました。もう一度特徴をまとめてみると
- 400ルーメンとパーティー仕様のモード
- モバイルバッテリーとして使える
- 災害にも使える緊急モード
- IP67の防水設計
- 音声アシスト&bluetooth接続
アウトドアとしてはもちろん、災害時にも備えておきたいかたにおすすめです。