
最近の電動ドライバーは乾電池で動く手軽な電動ドライバーも発売されていて、値段も10000円以下で購入できるので手に入れやすくなりました。
しかし一方でパワーが足りなかったり、軸が曲がっていたり、安物買いの銭失いになるケースもあります。
そこで今回は電動ドライバーの選ぶポイントとおすすめの電動ドライバーをご紹介いたします。
電動ドライバーの選び方
出典:amazon
電動ドライバーで多い不満はパワーと軸のズレ、壊れやすいの三点に集約されますので、この三点についてしっかり見ておく必要があります。
パワー不足
回すネジとネジを入れる材質によって、電動ドライバーに必要な力は変わります。
ニトリのように簡単に組み立てできる家具に使いたいのであれば、パワーはそんなに必要ないかもしれませんが、DIYを本格的にやるのであれば、パワーが必要になります。
パワーは電動ドライバーの最大トルクを確認することで強さを判断することができます。特に乾電池の電動ドライバーはトルクの力が弱く、硬い材料にネジを回すのは不得意です。
電動ドライバーに必要なトルク
用途 | |
---|---|
20N・m | 小さなねじにおすすめのトルク |
30N・m | 普通のドライバーで直径5mm以内のねじにおすすめ |
90N・m | 普通のインパクトドライバーで直径5mm以上のねじにおすすめ |
120N・m | 強力なインパクトドライバーで直径10mm以上のねじにおすすめ |
軸ズレ
電動ドライバーを使ってみると、先端が微妙に曲がっていて、電動ドライバーを回すとうねっている。
こんなときは電動ドライバーの軸がずれていることを疑うべきです。特に安い電動ドライバーを購入すると多い不満で、ネジは締まりにくいですし、すぐに壊れてしまう可能性があります。
軸がずれていたら、すぐにショップに返品してもらうようにしましょう。
壊れやすい
壊れやすいも安い電動ドライバーの多い不満です。最初は問題なく使えたけど、使っているうちに動かなくなってスイッチが入らないという不満があります。
これも素直に返品して交換してもらいましょう。
ビットの種類
購入する電動ドライバーのビットに種類が豊富にあるといろんなネジに対応することができます。またビットの入手性や互換性も重要です。
穴あけする場合はドリルビットと力のある電動ドライバーが必要です。
充電式
今販売されている電動ドライバーは、そのほとんどが充電式で、コンセントでつなぐタイプの電動ドライバーはほとんどありません。
また最近発売された電池式の電動ドライバーも販売されていて、値段が安くて人気の電動ドライバーです。しかしリチウム電池式の充電器と比べるとトルクが弱いモデルが多く、思っていたよりもねじが回らなかったり、空回りすることがあるようです。
可能であれば充電式のマキタや日立工機(HiKOKI)のメーカー製の電動ドライバーがおすすめです。
おすすめの電動ドライバー
それではおすすめの電動ドライバーについてご紹介いたします。通販サイトの口コミから評判が良くてコスパが良い電動ドライバーを厳選しました。ぜひ参考にしてみてください。
HiKOKI FWH14DGL

■最大トルク:[低速]32N・m・[高速]7N・m
■性能:[ねじ締付]木ね
最初にご紹介する電動ドライバーがHiKOKI(旧:日立工機)が発売する電動ドライバーです。マキタと双璧をなす電動ドライバーの大手ですが、値段も安くてアタッチメントも豊富に揃っているのでおすすめです。
評価

利用者の声

現場で急に必要になり購入。
値段の割にパワーもあり丈夫です。
重さも軽いので女性でも使えます。
DIYでも仕事場でも役に立ちます。

使用感としては、やっぱりバッテリー容量が小さいので激しい使い方はできませんが
一般のDIYなら問題ないと思います

固い木にネジを取り付けたり、ドリルで穴をあけたりと、今まで手に水膨れやタコを作って
いたのがなんとも馬鹿らしく思えるほど、買ってよかったと思います。
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マキタ 充電式ドライバドリル DF030DWSP

■最大トルク:22N・m
■性能:鉄工キリ:Φ10mm、木工キリ:Φ21mm
マキタが発売するDF030DWSPはDIYで使う方に大変好評の電動ドライバーです。重さも1.0kgを切っていて軽く、トルクもDIYには困らないトルクがあるので、これ一台で十分です。
評価

利用者の声

個人でDIYするなら、160N以上のインパクトドライバーなんて
買わなくていいです!
家具の組み立てやイスやテーブルのビスのゆるみ修正なんてこれで十分です。

この機材=10Vで、必要十分と思われます。この一式は、とても良い買い物でした。たしかに、マキタ製品は良いと思われます。

この機種はコンパクトなので、ちょっとした家庭内での使用やインパクトを持ち出すほどでない時、狭い場所での取り回しのよさなど、持ってて損はない、買ってよかった商品です。
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リョービ ドライバードリル CDD-1020

■最大トルク:8.3N・m
■性能:(鉄工)8mm、(木工)21mm
リョービのCDD-1020は低価格の電動ドライバーモデルでトルクが今までご紹介した電動ドライバーよりも劣りますが、それでもDIYに十分と思う方におすすめの電動ドライバーです。安くて軽い電動ドライバーで、トルクが低いと言っても軽いDIYするならこれで十分です。
評価

利用者の声

実際に押し入れの天井にハンガーパイプを吊るために使ってみましたが、必要なパワーは十分得られました。正転逆転はレバーひとつで切り替えることができ、ビットの交換も簡単で重さのバランスも良くて取り扱いは楽でした。

高速モードがあって、研磨でもそこそこ使える。
低速モードがあるから穴あけ・ネジ締め時に初心者でもあまり怖くない。

このドライバドリルよりも安いモノはありますし、軽いモノもあります。
DIYで色々とやる方には、こちらはパワーも十分にあるので色々と使えておススメできます。
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ブラックアンドデッカー EVO183P1

■最大トルク:140N・m
■性能:
ブラックアンドデッカーのEVO183P1はインパクトドライバーに分類されるパワフルな電動ドライバーでコンクリートビットを使えばコンクリートにもビスを嵌めることができる電動ドライバーです。せっかく買うならどんなシーンにも使える電動ドライバーを買いたい方におすすめです。またヘッドを自由にカスタマイズできのもおすすめするメリットです。
評価

利用者の声

手始めに振動ドリルを同時購入してコンクリートビットで穴あけしてコンクリートビスを嵌め込んでみました。我が家の壁は圧縮コンクリートなのですが振動ドリル、ドライバーともに難なくこなしてくれました。

クランプタイプの丸ノコガイドや自作冶具を工夫すれば、ベニヤ板の切断などの長い距離もまっすぐ切れます。サンダーもパワフルで十分使えます。

自宅DIYであれば不足なく利用できます。
ヘッド交換も簡単ですし、手軽に活用できます。
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ZENKE 電動ドライバーセット

■最大トルク:4.5N・M
■性能:
とにかく安い電動ドライバーが欲しい!そんな方におすすめなのがZENKEの電動ドライバーです。充電池付きでこの値段は安すぎます。初心者DIYにおすすめの電動ドライバーです。
評価

利用者の声

本体は軽いのに思った以上にトルクがあり、ボタンやダイヤル操作も説明書を見ずに感覚的にすぐ操作できます。

自力でやるとネジの2~3本もすれば、手首が痛くなってしまいます。まずこれが解消。安いながらも、暗い場所でもネジ山が見えるようにライトつき。グリップを縦型に変形すれば、狭いところでも活躍できます。

アマチュアが初めて持つ物としては必要充分だと思います。
ドリルも充分使えるし、六角レンチで組み立てたキャットタワーの解体も楽ちんです。