
SMARTCOBYは2019年に1300人の応募を集めた話題のモバイルバッテリーです。コンパクトで大容量、急速充電PD対応はもちろんのこと、かっこいいデザイン性で一見バッテリーとはわからないおしゃれさがあります。
この記事では実際にSMARTCOBYを使ってみてレビューしていきたいと思います。
SMARTCOBYの特徴

まずはSMARTCOBYの特徴から見ていきたいと思います。容量は8000、10000mAhの二つが用意されていて、それぞれ4色、2色のカラーが用意されています。モバイルバッテリーというとブラックで無機色なデザインが多いですが、SMARTCOBYは女性に似合うパステルカラーのデザインが揃っています。
厚みは22mmで10000mAhにしては薄く、クレジットカードほどの大きさでコンパクトなサイズ感が特徴です。重さも176gと軽量で持ち運びしやすい重さに設計されています。
出力はUSB-Aポートが二つとUSB-C、入力はMicroUSBとUSB-Cに対応しています。
- 出力:USB-A×2、5V/2.4A、4.5-5V/4A、5-6V/3A、6-9V/2A、9-12V/1.5A、急速充電最大20W
- 出力:USB-C×1、5V/3A、9V/2A、12V/1.5A、急速充電最大20W
- 入力:USB-C×1、5V/3A、9V/2A、12V/1.5A
- 入力:MicroUSB×1、5V/2.4A、9V/2A、12V/1.5A
急速充電に対応していますので、お手持ちのスマホ、USBケーブルがPD3.0に対応していれば急速充電することができます。
また意外と重宝するのがパススルーです。スマホとバッテリーを一緒に充電したい方におすすめです。
何と言ってもSMARTCOBYはデザイン性がとてもおしゃれなモバイルバッテリーで8000mAhは4色、10000mAhは2色が揃っています。

SMARTCOBYを開封

今回は8000mAhはブラック、10000mAhはホワイトピンクのカラーを使ってみたいと思います。

SMARTCOBYの10000mAhを開封するとSMARTCOBY本体、ポーチ、USB-A、Cケーブルがついています。

SMARTCOBYのポーチはメッシュ生地になっていて通気性が良くなっています。

ポーチはコードストッパーがついていて収納しやすくなっています。ポーチにSMARTCOBYのロゴも入っていてポーチもおしゃれなデザインになっています。

SMARTCOBYの本体を見ていきたいと思います。手のひらサイズでクレジットカードほどの大きさであることが分かります。

実際にクレジットカードの大きさと比較してみても、一回り大きいほどの大きさであることが分かります。

iPhoneと比較すると一回り大きなサイズになっています。

iPhoneとSMARTCOBYの厚みを比較してみました。iphoneの厚みは0.6cm、SMARTCOBYは22mmなので3倍ほどの厚みの差があります。

10000mAhはボディのカラーと側面のカラーが違っています。ボディのホワイトの部分は手触りのいい樹脂でできていて、側面はピンク色の金属でできています。

背面には出力と入力の電流、電圧が書いてあるので分かりやすいです。

SMARTCOBYは他のモバイルバッテリーと同様に、USBケーブルでスマホに接続すると自動的に充電が始まりますが、写真のスイッチを押すと充電を止めることができます。

USBポートはアンドロイドユーザーにうれしいUSB-A、C、MicroUSBがついています。ポート数が多く、急速充電対応のスマホであれば2台スマホを接続しても最大18Wを最適に割り振って充電してくれます。

何と言ってもおすすめしたいのがSMARTCOBYのデザインです。ボディはホワイトでピンク色の金属もとてもかっこいいデザインに仕上がっています。女性が持つとコスメボックスに間違われそうなデザインが魅力的です。
SMARTCOBYの重さは198g

SMARTCOBYの重さを実際に計ってみると198gでした。メーカーの公称値は176gですが若干重くなっています。
もちろん製品のばらつきによって重さは変わりますので平均値が176g程度ということになります。
SMARTCOBYの電流値や電圧値

私が持っているXperia Aceを使ってSMARTCOBYで充電してみました。Xperia AceはPD対応していないため、急速充電はできませんのでご注意ください。
電圧は4.77V、電流値は1.38Aの6.6Wで充電されていることが分かります。

こちらはコンセントから給電したときの状態です。電圧4.87V、電流値1.39Aの6.7Wなので、SMARTCOBYとほとんどそん色ないことが分かります。

次にコンセント→SMARTCOBY→スマホの順に接続してパススルーを試してみます。スマホに給電される電圧は4.64V、電流0.94A、4.4Wと若干落ちてしまうのが分かります。30%ほど電力が落ちているので充電速度もいつもの1.4倍ほどかかってしまうと思います。
でもスマホとSMARTCOBYを同時に充電できるので、睡眠中に充電しておけば電力が低くなるのは気にしなくてもよさそうです。

次に二台のスマホを接続してみました。電圧は4.81V、電流0.8A、3.8Wでした。こちらもパススルーと同様で充電速度が落ちてしまう可能性があります。充電速度が遅くなってしまう可能性があるので、急いで充電したい方は一台だけSMARTCOBYを接続して充電するのがおすすめです。

SMARTCOBYをコンセントから充電すると、LEDインジケータが点滅するので充電状況が分かりやすくなっています。

SMARTCOBYを急速充電してみると、電圧8.6V、電流2.04A、17.5W出ています。今までのスマホの充電と比べて3倍近く電力が出ているので3倍速く充電出来そうです。

しかしケーブルやACアダプターをPD対応のものを使わないととたんに電力が下がってしまうので注意しましょう。
まとめ
この記事ではSMARTCOBYを実際に使ってみてレビューしていきました。もう一度SMARTCOBYのメリットをまとめてみると
- デザインがとてもおしゃれ
- 8000、10000mAhの大容量
- USB-A、C、MicroUSB対応
- 急速充電PD対応
- パススルー対応
です。女性はもちろん、男性にもおすすめのモバイルバッテリーです。値段もお買い得なので是非試してみてはいかがでしょうか。