
ポータブル手挽きコーヒーグラインダーZproは1ZPRESSO社が発売する本格的なコーヒーグラインダーで粒度の設定が外から調整できるのがメリットです。
また1ZPRESSO社の特徴である均一な粒度のコーヒーを作ることができるのでとても味わい深い雑味のない洗練されたコーヒーを飲むことができます。この記事ではZproを実際に使ってみてレビューしていきたいと思います。
ポータブル手挽きコーヒーグラインダーZproの特徴

まずはポータブル手挽きコーヒーグラインダーZproの特徴について、実際に使ってみた感想をまとめてみました。
コーヒーの粒度は人それぞれ好みがありますし、気分によって変えたい人もいると思いますが、市販品のコーヒーグラインダーの多くは分解してダイヤルを調整するものが多いのが現実で調整しにくいデメリットがあります。
しかしポータブル手挽きコーヒーグラインダーZproは外から簡単に粒度を調整できるのでとても便利なグラインダーです。
粒度の均一性は「砕く」よりも「切る」を意識して開発されたため、プロ領域の均一化された粒度で雑味のない洗練された味わいを楽しむことができます。
また写真にもある通り手のひらサイズでポータブルコーヒーグラインダーと呼ぶにふさわしい持ち運び便利な商品です。アウトドアや外出先で使うことができます。
またコーヒーグラインダーを使うときに困るのが掃除です。分解しにくくて、ごみやほこりがついて使えなくなって倉庫の奥底に収納されたコーヒーグラインダーも多いと思います。しかしポータブル手挽きコーヒーグラインダーZproは分解するのがとても楽なので掃除も簡単にできます。
ポータブル手挽きコーヒーグラインダーZproの同梱物を確認する

まずはポータブル手挽きコーヒーグラインダーZproに入っている同梱物から確認していきましょう。中にはZpro本体と説明書、専用の収納袋、ブラシ、取っ手が入っています。

また手動式エアーブローもついているのでZproの掃除も簡単にできそうです。

説明書は日本語でコーヒーの挽き方や分解方法などが詳しく書いています。

赤い●の印が見えますが、これで粒度を調整します。外側の数字が書いている金具を回して60段階で粒度を調整することができます。
ポータブル手挽きコーヒーグラインダーZproでコーヒーを挽いてみる

早速ポータブル手挽きコーヒーグラインダーZproを使ってコーヒーを挽いてみたいと思います。説明書には4種類の粒度の設定方法が記載されています。

ターキッシュ

ターキッシュは中近東で飲まれるスタイルで極細挽きと言われる方法です。小麦のようなきめ細かい粒度でコーヒーを挽くことができますが、ほかの粒度よりも時間がかかってしまうのがネックです。体感時間でx10倍ほどかかります。エスプレッソマシーンを使うときに適しています。
エスプレッソ

エスプレッソはターキッシュよりも若干粗いコーヒーの挽き方で、エスプレッソも極細挽きと言われます。苦みがあってコクが強いコーヒーになります。
サイフォン/ドリップ

サイフォン/ドリップはポータブル手挽きコーヒーグラインダーZproのスケールを3.5~4.5に設定することで作ることができます。細かい砂糖と同じ粒度です。
フレンチプレス

フレンチプレスは粗挽き~中挽きの間の粒度でザラメと同じ粒度です。火にかけてじっくり抽出したいときにおすすめです。
ポータブル手挽きコーヒーグラインダーZproの重さは650g

ポータブル手挽きコーヒーグラインダーZproの重さを計ってみました。取っ手付きで約650gなので、ヤングジャンプなどの週刊誌と同じくらいの重さです。とても軽いのでアウトドアに持っていっても負担にならないのがいいですね。

また清掃用のブラシもついているので、外出先でも簡単にコーヒーグラインダーZproの掃除をすることができます。
ポータブル手挽きコーヒーグラインダーZproの分解方法

コーヒーグラインダーを買うときに一番困るのが掃除です。しかしポータブル手挽きコーヒーグラインダーZproは驚くほど簡単に分解することができるので掃除することがとても簡単です。

分解するときには左の写真のように軸の底面を押さえながら、反時計回りに位置決めつまみを回します。位置決めつまみを回すときに、軸も一緒に回さないように注意しましょう。実際に私も分解してみましたが、軸を反時計回りに回していていつまでたっても分解できませんでした。
位置決めつまみを回すと、位置決めつまみ、ベアリングの蓋、ベアリング、バネを取り外すことができます。
ポータブル手挽きコーヒーグラインダーZproの組み立て方法

分解して掃除が完了したら組み立てていきます。まずは上の写真のようにバネが外れたらセットします。

グラインダー本体を取り付けます。

本体にベアリングを取り付けます。

ベアリングの蓋を取り付けます。

ベアリングの蓋を取り付けたら赤い●がスケール0になるようにセットします。

ベアリングの蓋を時計周りに回す前に、下面をみて底面が閉まっているか確認します。写真では閉まっていなかったので押し込みました。

底面が閉まっていることを確認したらベアリング蓋を時計回りに回して固定していきます。

ベアリング蓋のねじを締めて、底面も全閉していたら完了です。
まとめ
今回はポータブル手挽きコーヒーグラインダーZproについて、使い方から分解方法、そして実際に使ってみた感触までレビューしていきました。もう一度メリットをまとめてみると
- ダイヤル調整を外から簡単に設定できる
- プロ領域の均一化された粒度
- 手のひらサイズで持ち運びやすい
- 簡単に分解できて掃除できる
です。コーヒー通なら一台は持っているといろんなシーンに活用できること間違いなしです。